こんにちは!石鹸よりもボディーソープ派のカズキです!
兵庫県加古川市に「福良有限会社」という神戸ビーフを扱う生肉加工会社があります。
福良は2019年12月から新事業を立ち上げました。
その新事業こそ、神戸ビーフを使った石鹸の開発です!
「え?神戸ビーフで石鹸?」と普通に考えると意味わからないですよね(笑)
本日は、謎の神戸ビーフ石鹸を紹介させていただきます(^^)
神戸牛の牛脂を使った高級石鹸
石鹸には牛脂が使われている

手作り石鹸を作ったことがある方はご存知だと思いますが、そもそも石鹸には牛脂が使われていることが多いです。
私はこれを知らなかったので、神戸ビーフを石鹸にするという意味がわかりませんでした(^^;
牛脂にはビタミンAが多く含まれているので、皮脂や粘膜の保護、乾燥肌を防ぐ効果があるそうです。
本日紹介する神戸ビーフ石鹸には普段は破棄される神戸牛の牛脂が使われています。
その量は石鹸1個の120グラムに対し35〜40グラムの牛脂が含まれています。
肉屋が石鹸開発?

この話を聞いてまず思ったことは「なぜ、精肉店が石鹸の開発を?」ということです。
始まりは福良の社員である後藤守さんが、神戸ビーフに触れている従業員を見たときでした。
後藤さんは従業員の手がとてもきれいだということに気づいたそうです(^^)
それが気になって調べてみると、石鹸の材料に牛脂が含まれていることがわかったのです。
後藤さんも私と同じで、石鹸に牛脂が使われていることを知らなかったのです。
神戸ビーフを加工していると、どうしても廃棄をしなければならない脂身が出てくるそうです。
その部分を石鹸加工に使うことで、神戸ビーフを余すことなく使うことができるようになるのです!
ですが、牛脂であればどこでもいいというわけではありません。
神戸ビーフの名前を汚さないために、使用する牛脂も厳選されており、牛脂の中でも最も品質が良いとされている肝臓の周りの脂身のみが使用されています。
そうすることで、人肌の温度で溶けてしっかりと馴染む特別な石鹸を作ることに成功したのです!
コロナウイルスによる被害

2019年12月から始まったこのプロジェクトは、徐々に注目を集めていき、神戸市内の高級ホテルや老舗旅館のお土産品販売が決まっていたそうです。
しかし、毎度おなじみのコロナウイスルの影響で旅行業界は壊滅状態となり、決まっていた仕事も全てなくなってしまったのです。
その額なんと500万円!
それでも、コロナに負けずにこの石鹸を広めたいと考えて、クラウドファンディングで融資の募集を始めました。
そして、現在は販売までたどり着くことができ、有馬温泉の老舗旅館である「陶泉御所坊」でも購入できるようになったのです。
気になる石鹸のお値段は?

さて、ここまで紹介してきた神戸ビーフ石鹸ですが、気になるのはお値段ですよね?
神戸ビーフを使い、有馬温泉の老舗旅館で販売されてるくらいだから、そりゃもう高いんじゃないの?
とお思いの方も多いでしょう(^^)
その通りです!
なんと1個3500円という高級品です!
ですが、その値段も納得ができる仕掛けがまだあるのです。
実は石鹸へのこだわりは牛脂だけではありません。
本物の牛肉にあるサシ模様を表現するために、米ぬかで着色して赤身部分の色を再現しています。
石鹸にはおしゃれなバラの香りが足されています。
さらに、注目すべきポイントは石鹸が入っている箱です。
箱は特性の桐箱に入れられていて、石鹸は神戸牛のマークである「菊のマーク」がついた和紙で包まれています。
そして名前も「霜降りの奇跡」という高級そうな名前です(^^)
ここまでくると高いことにも納得できますね(笑)
写真を載せたいですが、今の私では買えそうにないので、ぜひ公式ページをご覧ください。
まとめ
本日は、神戸ビーフ石鹸こと「霜降りの奇跡」を紹介させていただきました。
箱からして高級感が溢れているので、たとえ購入したとしても使いたくなくなる気がします。
そして、使う瞬間はドキドキでしょうね(笑)
変わり種商品としてかなり気になるので、いつか絶対に購入したいと思います!
いつになるかわかりませんが、その頃をどうぞお待ちください(°▽°)
結構な高額製品ですが、興味のある方はぜひ購入を検討してみてください(^^)
福良の店舗、通販サイト、陶泉御所坊で購入することができます。
そして、購入した際にはぜひ感想をお聞かせください!
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