「学業成就」と「恋愛成就」どちらもおまかせ!北野天満神社の紹介!

「学業成就」と「恋愛成就」別々の神社に行かなければいけないと思っていませんか?

「学業も恋愛、どちらもうまくいってほしい!」

そんな方にオススメな神社が神戸北野にある「北野天満神社」です。

北野天満神社は学問の神様が祀られている場所で、恋愛成就のパワースポットでも有名なのです。

実は今年の1月に、私は初詣でここに行ってきました(^^)
そして、スマートパスポートを使った神戸観光でも行ってきました!

さすがに行ってきた神社のことは知っておかなければ!
ということで、この場を借りてまとめさせていただきました。

本日は歴史&観光地として、北野天満神社について紹介します。
北野天満神社にはどのような歴史があり、どこが見どころなのか、次から解説して行きます!

北野天満神社とは?

北野天満神社は神戸市中央区北野町に鎮座する神社です。

三ノ宮駅から20分くらい北に登って行くと着くため、電車でもかなり行きやすい場所にあります。
新神戸駅からも徒歩20分くらいで行けます。
もしかしたら新神戸駅からの方が近いかもしれません。

小さい神社ですが、近くには異人館があるので、観光客が多い場所となっています。

©️一般財団法人神戸観光局

いつ誕生したの?

北野天満神社が創建されたのは治承4年(1180)だと言われています。

平清盛が京都から神戸に都を移したときに、都の守り神として京都の北野天満宮の御分霊を祀ったことが始まりです。

平清盛が神戸に都を移したときの話はこちらを参照ください(^^)

「北野天満神社」と「北野天満宮」
私はいつも「名前が似ていてまぎらわしいな」と思っていましたが、分社だったんですね!
「なんで京都なのに北野?」と思っていた過去の自分に反省です(笑)

そのため、北野天満神社周辺の「北野町」という名前の由来は神社から来ているのです。

慶長17年(1612)に作成された「北野村新開検地帳」という、検地のための資料があります。
そこには既に「北野村」とはっきり記載されています。
この「北野村」が北野神社から来ており、そのまま「北野町」になったと考えて良いでしょう。

祀られている神様は?

北野神社には学問の神様「菅原道真」が祀られています。
北野天満宮の分社なので、祀られている神様も同じです。

お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、菅原道真は人から神様になった方です。

ですが、菅原道真は偉人として神様になったわけではなく、祟りを恐れた人々が、その祟りを鎮めるために神様として祀ったのです。

そのエピソードを少しだけ解説します。

菅原道真は学問の神様と言われている通り、ものすごく優秀な方でした。
学問の家系に生まれ育ち、5歳で和歌を詠み、11歳で漢詩(中国の伝統的な詩)を詠んだそうです。

さらに、18歳で文章生(もんじょうしょう:今でいう大学生)に合格します。
大学生と書くと、現代ではそれなりに勉強すれば誰でもなれますが、当時は簡単になれるものではありませんでした。
道真の祖父が20歳、叔父が23歳で合格しているので、それと比較するだけで道真のすごさがわかります(^^)

そんな道真の人生は順調に進んでいき、ついに国のトップ3である「右大臣」にまで上り詰めるのです。

しかし、身分がそんなに高くない生まれで右大臣になったことで、他の政治家から嫉妬されるようになります。
そして、彼らの陰謀により都から追放され、失意のうちにこの世を去ることになるのです。

道真の死後、都で疫病が流行り始めたり、道真の左遷に関わった人々が次々と亡くなったりと不可解な事件が数多く起きました。
これは、道真の祟りだと恐れて、道真は神様として祀られることとなったのです。

今は学問の神様として信仰されていますが、当時はドロドロの歴史があったのです(^^;

北野天満神社の見どころ

ここからは歴史からは少し離れて、北野天満神社の見どころについて紹介していきます(^^)

叶い鯉

冒頭にも書かせていただきましたが、北野天満神社は恋愛成就としても有名です。

その有名スポットが「叶い鯉」です。
鯉に水をかけて祈願すると願いが叶うというものです。

願いであればなんでも良さそうですが、
「鯉」と「恋」をかけて、恋愛成就のご利益が一番高いということです(笑)

他にも恋愛に絡めたものとして、恋人同士が強く結ばれることに祈りを込めた「鯉恋守り」や「ハート型の絵馬」、「恋愛水かけみくじ」などがあります。

学問の神様が祀られている場所で恋愛成就というのが面白いですね(°▽°)

御神牛

もうひとつの見どころは「御神牛」です。
自分の悪い場所をなでると良くなると言われている牛の像が祀られています。

私も正月に行った時は頭をなでてきました(°▽°)

「でも、なぜ牛?」

とお思いの方もいるかと思います。

ここでも菅原道真が登場します。
道真と牛には切っても切れない縁がいくつもあるのです。

道真自身が丑年であったり、牛に助けられたり、丑の日に亡くなったり、牛に関わるエピソードがいくつもあります。

そんな縁がある牛なので、北野天満宮に関わる神社には牛が祀られているのです。

まとめ

本日は神戸北野にある北野天満神社について紹介させていただきました。

小さい神社ではありますが、見どころもある神社となっています。
近くに北野異人館もあるので、観光の際にはぜひお立ち寄りいただきたいです(^^)

こうして、何度か観光地の歴史について書いていますが、毎回書いているとその場所に行きたくなります(笑)
おかげさまで、コロナ禍であまり外に出れないのに、行きたい場所だけが増えています(^^;

歴史についてふれると、その場所の見かたが変わるので行くのが楽しみです!

それではみなさんもぜひ北野天満神社に行ってみてください!

施設情報

北野天満神社

住所  :神戸市中央区北野町3丁目12
電話番号:078-221-2139
参拝時間:7時00分~17時00分

天空の杜 神戸北野天満神社
北野坂を登りきると見えてくる石造りの鳥居1180年に平清盛が設建し北野の地名の発祥となった神社。 学問の神様菅原道真公が祀られ小鳥のさえずりと風の音だけが聞こえる杜らは神戸の街と港が一望。 まさしく「天空の神社」がここにあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました