ルミナリエで有名な東遊園地が2022年春に生まれ変わります!

いきなりですが、東遊園地はご存知ですか?
ルミナリエに行ったことがある方ならご存知かもしれません。
ルミナリエの終端の会場が東遊園地なのです。

このブログでも以前、ファーマーズマーケットの開催地として取り上げさせていただきました。
参照記事は次のとおりです(^^)

現在、神戸市では「都心・三宮再整備」の計画の中で、様々な場所の再整備を行っています。
今回取り上げる東遊園地もその1つです。
2018年6月から計画がスタートし、この度基本設計の策定が発表されました。

いったいどのように進化するのでしょう?

本日は2022年春にオープン予定の新・東遊園地について解説させていただきます!

東遊園地とは?

©️一般財団法人神戸観光局

まずは、簡単に東遊園地がどのような場所なのかを解説します。

東遊園地は神戸市役所の南、フラワーロードの西にある公園で、1868年に日本初の西洋式運動公園として生まれました。
居留地の運動公園として作られたため、開設当初は外国人専用の公園でした。
園内では外国人が野球、ラグビー、サッカー、ボウリングなどのスポーツを行っていたそうです。

これらのスポーツが日本で普及するきっかけとなったこともあり、ボウリング発祥の地の碑があったりもします(^^)

なぜ「遊園地」なの?

この公園の名前を聞いたときに気になるのは「遊園地」とついていることです。
遊園地という名前ですが、観覧車やジェットコースターどころか、ブランコなどの遊具すらありません

ではなぜ遊園地と呼ばれているのでしょう?

調べてみると、呼ばれ方がコロコロ変わっているという話はよく出てきますが、なぜ遊園地と呼ばれているのかはあまり記載されていません。
ということで、自分の推測で書かせてもらいます(^^)

公園と同等の意味で「遊園」という言葉があります。
遊園は遊ぶことを目的に造った施設のことを言うようで、当初は外国人の遊び目的だったので「遊園」が合っているように思えます。

そのため、開設当初は外国人からも日本人からも「〇〇遊園」と呼ばれていました。
※〇〇の部分は色々あるみたいです

ただ、この「遊園」という言葉と「遊園地」は違う意味のようで、「遊園」は遊具があるとは限らないことに対し、「遊園地」には必ず遊具が存在します
なので、東遊園地には遊園の方が合っているのです。

もしかすると名前を東遊園地に変えたときに、遊具を作る予定だったのかもしれませんね(°▽°)

東遊園地はどう変わるの?

名前の由来で長々と書いてしまいましたが、ここからが本題です!

東遊園地はいったいどのように変わっていくのか?
ここからはそれについて解説していきます!

ひろばが変わる!

まず、公園で重要なものはひろばです!
再整備が行われることで、「芝生ひろば」「みちひろば」「見晴らしひろば」「こどもと花のひろば」の4種類のひろばに分けられます。

それぞれどのような用途があるのか、簡単に解説していきます。

芝生ひろば

現在も芝生ひろばとして利用されている場所です。
おそらくここが東遊園地のメインのひろばになるでしょう。

大小2つの芝生ひろばを整備し、今よりも広い芝生にするそうです。
公園のどこからでもアプローチしやすい環境にすることで、市民の活動やレクリエーションなどのイベントが行えるようになります。

現在もファーマーズマーケットをはじめ、多くのイベントが行われていますが、さらに大規模なイベントに対応できるようになるそうです。
楽しみですね(^^)

みちひろば

現在もフラワーロードの真横にあるエリアです。
今植えられている樹木はそのままで、育ってなかったり高さが足りない木々の整理、植栽が行われます。

さらに、ベンチやテーブルを入りすることで、思い思いの時間を過ごせる空間にするようです。

また、こちらでも小規模なイベントやマーケットが行えるようにするそうです。

見晴らしひろば

地下駐車場がある辺りのエリアです。
地下駐車場による高低差を活かして、芝生ひろばが見渡せる見晴らしの良いテラスが創られるそうです。

近隣住民が休養やランチを楽しんだり、イベントなどが行われた時の休憩場所として利用できるように整理されます。
ちょっとオシャレな空間になりそうな感じです(°▽°)

こどもと花のひろば

花時計周辺のエリアです。
こどもたちが本を持ち出し、花や緑の中で自由な読書ができるようになるそうです。
そのために、こどものための図書館も造られるそうです(^^)

図書館の他にも遊具や水遊びば、キッズガーデンなど、こどもにとって魅力的な空間になるようです。

ちなみに、遊具ができるので、これで名実ともに「遊園地」になりますね(°▽°)

新施設も登場!

先ほど、こどもと花のひろばの項目で紹介した「こどものための図書館」をはじめ、新たな歩道橋やにぎわい拠点施設が造られます。

こちらもそれぞれ簡単に紹介していきます!

こどものための図書館

こどもたちが命の大切さを学び、豊かな感性と創造カを育む場」を基本コンセプトとし、こどもたちが公園の中で本に触れ合える空間になります。

ここで神戸の歴史や文化、震災の教訓から命の大切さなどを学んでくれる場所を目指すということです(^^)

税関前歩道橋

現在神戸ではウォーターフロントの再開発も行われています。
開発後の東遊園地と港側を行き来しやすくなるように歩道橋が造られます。

繋がるのは、東遊園地、みなとのもり公園、新港突堤西地区 の3箇所です。

歩道橋なのにデザイン性にこだわった「渡りたくなる歩道橋」を目指すということなので、どんな歩道橋になるのか楽しみですね!

にぎわいの拠点施設

民間の事業者が公園内に出店し、公園施設の整備・運営を行うそうです。

登場する施設としては、カフェ&レストラン、屋外図書館、貸しスペース、事務所の4つになります。
それぞれ、どのような施設になるのか楽しみですね(^^)

そして、個人的にはどのようなイベントが貸しスペースで開催されるのか興味があります(°▽°)

まとめ

本日は東遊園地の再開発について紹介させていただきました。

2022年春にオープンということで、そう遠くない未来に紹介したような公園が出来上がっていることを考えるとワクワクしますね!
その頃には三ノ宮駅前などの大きく変わっていると思われるので、神戸のさらなる発展も楽しみではあります(^^)

東遊園地では現在、秋のファーマーズマーケットが開催されていますので、そちらにもぜひ顔を出してみてください。
このブログでもタイミングがあえば紹介させていただきます!

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