本日は神戸の歴史について、お話しさせていただきます。
神戸はいつから人が住み始めたのかわかっていません。
しかし、市内各所で旧石器時代の石器が発見されています。
そのため、神戸を語るときは古代の時代から語ることができます。
本日はその話の一端に触れていきたいと思います(^^)
銅鐸・銅戈 ー灘区ー

今から2000年前、日本は弥生時代でした。
その頃の人々は本格的に稲作を初めており、豊作を神様に祈るお祭りが流行っていました。
その祭りでは、銅鐸が使われていたと言われています。
現在、銅鐸は500個以上発見されていますが、そのほとんどが西日本で発見されています。
山中深くで見つかったものが多いので、銅鐸は使い終わると地中に埋められるのが一般的だと思われます。
神戸では1964年に灘区の桜丘で14個の銅鐸と7本の銅戈が発見されました。
ここで見つかった銅鐸には今まで発見されてきた銅鐸よりも、優れた絵が描かれていたことから、神戸市では銅鐸と銅戈が有名になりました。
この銅鐸は国宝に指定されており、神戸市立博物館で見ることができます。
銅鐸は現在も謎が多く、日本で作られたものなのか、中国で作られたものなのかもわかっていません。
先ほど、農耕のお祭りで使われていたと記載しましたが、実際にどのように使用されたのかも謎だそうです。。。
これから先、解明されていくことを楽しみにしたいですね(^^)
五色塚古墳 ー垂水区ー
五色塚古墳
垂水区では兵庫県で最大の前方後円墳である、五色塚古墳を見ることができます。
この古墳は4世紀から5世紀にかけて造られたと考えられています。
神戸の西部から明石にかけて力を持っていた豪族の墓と言われています。
明石海峡とそこを通っていく船を見下ろすような場所にあるので景色は最高です(^^)
歴史好きだけでなく、パワースポット好きも集まる場所となっていて、子宝に恵まれるというご利益があります。
古墳の頂上の中心が一番のパワースポットらしく、実際に子供ができないことに悩んでいた夫婦に子供ができたり、予定日をすぎても生まれなかった子供が、行った次の日に生まれたという話があるそうです(°▽°)
どうしてここにパワーが集まるのか?
そこを描き始めると歴史からずれてしまうので、別の機会に書かせていただきます。
興味のある方はぜひ調べてみてください(^^)
まとめ
本日は古代の神戸について紹介させていただきました!
他にも神戸市埋蔵文化財センターに行くと、発掘された遺跡や遺物を中心に解説を見る事ができます。
また、機会があれば詳しく書かせていただきます(^^)
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